ゴム成形で金型の割面で製品が割れてしまいます。
コンプレッション成形で、Q(シリコンゴム)15°で平押し成形をしたのですが金型の割面(PL)で割れてしまい何でかとトライをしました。
ゴム製品でPLラインで割れしまう要因としては、金型の温度の高すぎる・加硫時間が長すぎる・低圧型締め圧の入れ方の早すぎる・との要因を一つ一つトライをして確認していったのですが割れは直らず。
最終的には、本圧型締めの掛け過ぎでわと思い現状の型締め圧力の半分と三分の一にへとトライをした結果、割れは無くなりました。
結果としては、本圧を掛け過ぎで型キャビティ内の圧が上りその中で加硫が進む中で、ゴム製品の内圧が高くなり製品自体の密度が高い状態で、加硫が進み密度の高いままゴムの特性の反発弾性を持ち(製品中心に向かい力がかかっている状態)で加硫が終わり型締め圧力を解放した瞬間、ゴム製品内にかかって力が外に向かい解放する事で製品PLライン上で割れが発生していたと分かりました。
毎回、ゴム成形の奥深に驚きます。
投稿者 本宮