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ゴムについて

樹脂に微妙な弾力がある材料で製品を作りたい


樹脂に微妙な弾力がある材料で製品を作りたい

樹脂のように固いゴムを作ることは可能です。
それは、もはや「ゴムにする意味があるのか」という硬さです。
でも、樹脂ではなくゴムで硬さを出す利点があります。

例えば、厚み0.5mmのゴムシートで硬度95度の場合。
机にシートを叩きつけると、パチパチ音がするくらい硬いです。
樹脂製の定規を叩きつける感覚と似ています。
ですがそのシートに力を加えて曲げてみると、じんわりと曲がっていきます。
ここが樹脂との違いです。 樹脂だとある限界を超えるとパキッと割れることでしょう。

「硬いものがいいんだけど、微妙な弾力が欲しい」
という製品や部品には、このような高硬度なゴムをオススメします。
一見ゴムの特性を殺した材料にも思えますが、絶妙なゴム配合をすることで
ゴムの良さが活きてきます。

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投稿:大藪めぐみ