紐状・テープ状で良く伸びてパット縮んで元にもどるそんなゴム素材はどんなものがあるの?
紐・テープ状で有ればゴム(エラストマー)の伸びて縮むのみの範囲であればゴム状素材で有れば出来ると思います。
使用目的が異なる場合は、適切な素材(ゴム)の選定が必要です。
ゴム屋魂として、例えばバンジージャンプへの使用目的とした場合。
まずは、切れてはいけない所が重要不可欠です。
バンジージャンプで重要なのは、落下物落下速度を吸収する事になります。
吸収=ゴム伸びる+応力である縮む(抵抗)=落下スピード(力)を緩和し力を吸収します。
その為、素材設定で単周期内(回数)で力を吸収するのであれば、ゴム硬度を上げて(材質を硬く)伸び率(少なく)反発力(強く)での設定で出来ます。
ゴム伸び縮みの周期(回数)を少なくする事によりメリットでは、単周期で力を吸収出来る。デメリットでは力の吸収するさいの反動が大きくなり、人や物への衝撃になります。
逆に、反対の設定でゴム硬度下げて(材質を柔らかく)する事により伸び率は(大きく)反発力(弱く)なる事によりゴムの伸び・縮む周期(回数)は増える事により人や物への衝撃を和らげる設定が出来ます。
今回の例では、バンジージャンプであるために衝撃の対象が人になり・使用環境は屋外が想定されます。
素材で最適なのは、天然ゴム(NR)最適です。
特性として・引張強さ・伸び・反発弾性・引裂強さ・耐摩耗性・と良好ですが、耐オゾン(紫外線)で難有りで屋外では劣化してしまい数年での寿命になってしまいます。
それよりも、同じ特性を持ち耐オゾン(紫外線)に特化した素材クロロプレンゴム(CR)の提案をおすすめします。
投稿者 本宮