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ゴムの色が変わる!


ゴム屋のおいちゃんこと、代表の大藪です。

今回は温度で色が変わる顔料を見つけ、それをゴムの中に入れて

どうなるかを試作してみました。

ゴムはシリコンゴム30度(硬度)に25度で色の変化が起こり、30度で中間、

35度以上になると色が消えるという顔料を配合いたしました(この顔料はとても高価)

加硫後金型より取り出すと、なんと色が無い!水道で冷やしていると色が青色に戻りました。

25度以下になると青く戻る       体温(35度以上になると色が消える)

今回シリコンゴム30度にて成型しましたが、形状も悪く(肉厚で角が有り)成型が困難を極めました、

残念な事に、分厚い所はどれだけ成型時間を長くしても、条件を見極めなければ、未加硫となります。

また、顔料も加硫を阻害している状況でした。(伸びた状態で基に戻るまでに時間が係る)

強度も落ちる。

今後は形状と条件を正確に出していかなければなりません。

しかしゴムでも温度変化の顔料は使用できることが判明。

使用用途はますます広がることであろう。