３Ｄ切削機の切削時間を短縮することができました。

おはようございます。冨田です。

 

今回、３Ｄ切削機を導入してから一番大きなサイズの案件がありました。

 

深さが５０ｍ近くあり、手持ちのエンドミルでは切削が不可能だったので急遽エンドミルを購入、そしてアルミ材の購入にも一悶着ありました。

形状的にも難しく、さらに希望納期がパッツンパッツンに詰まっているという状況、なんとか３ＤＣＡＤ（solidworks)で簡易ゴム成形金型のデータを作り。

３ＤＣＡＭ（CraftMill)で切削条件を設定するところまでたどり着き、いざどれほどの時間がかかるのか見てみたら、荒削り～仕上げ削りまでで約１００時間の見積もりが出てきました。

しかも金型ですから上型、下型、もしくは入れ子（中型）も必要になります。

今回の１００時間は一番切削面が大きな金型だったのですが、それでも１００時間はちょっと・・・。

 

なのでどこか節約できるところはないかと、あれこれ設定を見直して見た結果が

約３０時間ほどの短縮ができました。

エンドミルの刃が折れないことを祈りながら、どこかにエンドミルが刺さってエラーを起こさないことを祈りながら、切削をしました。

 

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