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ゴム金型成形不良対策(不良の真因)


ものをつくる過程において必ず出るのが「不良品」ですが、不良をゼロに近づけるために対策

は必ず必要です。

売り上げが上がっても不良が多く仕損じていれば意味がありません。人件費等の固定費は必ず

出ていくものなので、材料費や工程改善が私たちにできる大きな改善個所です。

ゴム成形金型を使ってゴム成形をしていますが、製品の中にはいろんな不良が発生します。

エアー・材料不足・焼けゴム・ウエルドライン・脱型時のキレ、カケ…

製造指示書の通りに条件を設定して加硫を行っても上記の不良が出る場合があります。

そんな時は原因と思われる問題を一つずつ潰していくしかありません。射出時間が早いのか遅

いのか、金型温度が高すぎなのか、材料が古いのか、機械に問題があるのか…

一気にやってしまうと真因がどこにあるのか分からず原因がつかめません。

不良対策は根気が必要です。

 

投稿者:中澤 桂