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ゴム製品 成型サンプル品作製


今回は、ゴム製品サンプル品の製作での事を書きたいと思います。

多種類の金具へゴムを加硫接着成型品のサンプルを試作・製作しました。

一回目のトライで、加硫条件を出しながら成型を進めて行き製品的にも問題無さそうなので

接着処理された金具で加硫開始。

タイムアップし金型を割り製品取り出して見たら製品表面にキズが有り不良。

キズの感じから、量不足・エアー傷・結合不良の傷かどうかと見ながら条件の調整しながら進めて行ったのですが、不具合が改善する事なく準備していた金具・ゴムを使い切り一回目のトライ終了。

製品を切り要因は何かを考えていく中で、結合の具合が良くないのではと結論に達しどこの条件で起きているのかを調べて行ったら金型に圧力を掛ける時間・圧力の設定条件が要因ではないか。

練ゴムに熱が入り軟化が始まる時間と型締めとのアンマッチが要因ではないか。

特に、練ゴムが軟化の始まる時間・型締めの部分ではとの結論に達し、練ゴムが軟化の始まる時間の確認のトライをした所、練ゴムに熱(120°)をかけ・圧力はかけずに試した所、10~30秒では軟化はあまり進行しず、40~60秒では軟化が進みゴムの流れるのに適している状態で有るとの確認出来ました。

やはり、練ゴムの軟化状態と型締めのアンマッチで有るとの要因で有るとの結論にたどり着き。

 

二回目のトライ!

条件設定を見直した設定で、成型開始タイムアップ後製品を確認

結合不良等の不具合もなく、製品表面の良い状態でしたその後も安定して成型も出来ました。

今回も、ゴム成型奥深さを学びました。

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投稿者 本宮