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シリコン(Q)へ金属(Fe)に加硫接着試作事例


今回は、シリコンゴム(Q)へ金属(Fe)を加硫接着案件での試作事例を書きたいと思います。

シリコンゴム(Q)への加硫接着は非常に難しく難接着の性質を持ち、通常の合成ゴム等とは接着処理が異なり一部の処理がシビアに行う必要性が有り難しいのですが。

通常の接着処理では、下塗り(1層目)上塗り(2層目)で母材側・ゴム側を熱反応を用いて接着力を出しているのですが、シリコンゴムでは性質状離型性作用が有り他性質との結合をしにくい部分が有り難材で有ります。

その性質を生かした物で上げると密閉用パッキン等の汚れ・殺菌等を付けない部分へ用いられる事が多いのですが。

シリコンゴムの特性で、耐熱性・耐候性・密着制・等の要等の広い特性をもつ性質を生かしてクリーンルーム内の機械部品へに使用出来ないかとの相談が有り。

機械部品へとなると負荷の掛かる事になり強固な接着力の求められる条件下での使用が想定にあげられます。

そこで、専用の接着材は有るのですが基本的条件は有るのですが母材の大きさや・面積等の設定は無くトライ(試作)検証をしたのですが・・・

1回目では、負荷を掛けたら力無く剥がれ・・・

2回目では、負荷に対しては力は有り良かったのですが瞬間的な力に対しては力無く剥がれ・・・

母材への表面粗さが足りないのか・・・

シリコン専用接着材では接着処理後にプレベーク(焼付)の工程が必要でその時間が母材とのアンマッチではとの事で再度トライ・・・

結果、表面粗さは良好で有りプレベーク処理時間で有り再度トライしたのですが何度か試した結果、最適な時間を割り出し負荷に対して対うる接着力を得られました。

通常の接着処理とは違い困難でしたが何とか接着力をえる事が出来良かったです。

ゴム屋魂では、難題であってもスタッフ一同全力をもち取り組んで行きますので一度ご相談下さい。

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投稿者  本宮