ゴム加工について
エラストマーでは耐熱性がなくて困っています。ゴムでも同じなのでしょうか?
エラストマーでは耐熱性がなくて困っています。 ゴムでも同じなのでしょうか?
エラストマーは、加熱により軟化する性質があります。(熱可塑性)
ゴムは、加熱により硬化する性質があります。(熱硬化性)
このような性質上、耐熱性ではエラストマーはゴムに劣ってしまいます。
ゴムの場合、230℃の耐熱性を持たせることも可能です。
特殊なゴムでは300℃の耐熱性も実現可能です。
耐熱性や強度を求める場合は、ゴムが向いています。
比重の軽さや材料の再生等を求める場合は、エラストマーが向いています。
弊社は金型ゴム成形専門工場でありますが、
「エラストマーとゴムどっちを選んだらいいの?」
「こんな場合はどうなの?」
というご相談にのっております。
それは、お客様に本当に納得して材料を選んで頂きたいからです。
必ずしもゴムが万能なわけではありませんので、無理におすすめすることはいたしません。
お客様にとっての最良な方法をお話しいたします。
ゴム成形のプロがご相談に伺います。
投稿:大藪め