ゴム加工について
ウェーブ形状のゴム部品を試作中ですが、切削成形で安定した精度が出ず困っています。
ウェーブ形状のゴム部品を試作中ですが、切削成形で安定した精度が出ず困っています。
Q. 40mm×40mm×3 mm程度のゴム表面をトタン表面のようなウェーブ形状に加工したいと思っています。
ゴム硬度は30度くらいです。
切削成形では安定した精度が出しづらいのと、成形に時間がかかるため量産になった時が心配です。
A. 金型ゴム成形の場合、金型さえ作ってしまえば同じ条件の安定した精度でゴム製品を成形することが可能です。金型ゴム成形の良い点は、低硬度(柔らかい)ゴムであっても問題なく安定精度を保持できる点です。
量産リードタイムは切削成形と比較するとかなりの短縮になります。
お勧めは・・・
①【試作段階では大体の形状等がわかればいい場合】
切削成形で試作後、量産用ゴム金型を製作し成形する。
②【試作段階でもきっちりとした寸法精度が必要な場合】
試作用簡易アルミ型で試作成形後、量産用ゴム金型を製作し成形する。
投稿:大藪め