ゴムについて
ゴムとエラストマーの違いは何ですか?
ゴムとエラストマーの違いは何ですか?
Q. 最近、ゴムだと思っていたものが「これはエラストマーです」と言われることがよくあります。
でも触った感触はゴムのような感じなんですけど、ゴムとどう違うのですか?
またどのように使い分けするのがいいのでしょうか?
A. エラストマーは、簡単に言うとゴムと樹脂の中間にあたるものです。
ゴムは熱を加えると固まります(熱硬化性)。樹脂は熱を加えて溶かし冷やして固めます(熱可塑性)。
エラストマーは、樹脂と同じく熱可塑性ですがゴムのように柔らかさがあります。
【主な違い】
- 比重:ゴム > エラストマー
- リサイクル:ゴム×、エラストマー〇(条件あり)
- 強度: ゴム > エラストマー
比較すると大まかに上記のような違いがあります。
使い分けとしては、
軽量化・リサイクル性を求める場合には「エラストマー」
強度を求める場合には「ゴム」
使用条件にあった材質を選択することをお勧めします。
ゴム屋魂では、使用条件を細かくヒアリングし「ゴム」と「エラストマー」どちらが適切なのかを判断しお応えします。
*ゴム屋魂はゴムの取扱いのみですが、ゴムの方に誘導するような営業は決して行いません。
投稿:大藪め