ゴム製品と金属を接着したいのですが、うまくいきません。

ゴム製品と金属の接着について、よくご相談をいただきます。

ご相談の中には、ゴム成形後に金属を接着する工程で検討されている方が意外と多くいらっしゃいます。

下記がそのお悩みです。

・接着力が弱い

・接着時はしっかりとくっついているのに、数時間後に剥がれる

・接着剤が接着面以外に付着する

ゴム成形後の接着ではどうしても接着力は劣ってしまいます。そして最も心配なことは、接着時しっかりゴムと金属が接着していても、接着部に衝撃が加わった時に剥がれる恐れがあることです。

上記のような問題をお持ちの方には、弊社ではゴムと金属の一体成形をお勧めしています。（インサート成形や焼き付け接着と呼ばれることもあります。）

この方法は、ゴム成形工程でで金属との接着も同時に行う接着成形方法です。

予め接着剤を塗布した金属をゴム金型の中にセットし、チューイングガム状のゴムを金型に流し込み圧力と温度をかけて、金属の接着とゴム成形を同時に行います。

大藪め