ゴムゴムQ&A
» ホーム » ゴムゴムQ&A » ゴム加工について » ゴム製品の製作で、量産までの数量ではないが切削ゴム成形でまかなえるほどの少量でもない場合、1番良い方法とは?
ゴム加工について

ゴム製品の製作で、量産までの数量ではないが切削ゴム成形でまかなえるほどの少量でもない場合、1番良い方法とは?


ゴム製品の製作で、量産ではないが切削ゴム成形でまかなえるほどの少量でもない場合、1番良い方法とは?

数個のゴム製品製作であれば、ゴムの切削成形という方法が選択肢としてあります。

条件があえば問題なくゴム製品が出来上がります。(弊社では行っておりません。)

問題は、100個といった数量の場合です。
切削成形では数量が多すぎて製作時間が掛かることと、全数同一の寸法精度保持の問題が出てきます。
では金型成形ではどうかというと、100個では数量が少なすぎて型製作費用の負担が大きくなってしまいます。
量産で使用する量産金型は、毎月10,000個生産を続けても問題なく生産できる強度があります。ですが、100個の生産のみにそこまでの強度も必要ありません。

量産でもなく少量でもない「中量生産」の方には、弊社で製作している簡易アルミ型の使用をオススメしています。
この簡易アルミ型は、試作開発の方向けに弊社が行っているサービスです。このサービスは「試作の段階から1個でも精度のよいゴム製品を作る」ことができます。

この簡易アルミ型の強度は、量産型と比べると劣りますが通常の金型費用と比べて最大5分の1にまで抑えることが可能です。簡易アルミ型でゴム成形可能な最大数量は、100ショット程度です。(1個取り型の場合、100個。2個取り型の場合、200個)
(このゴム成形可能な最大数量は、製品形状により大きく異なるため数量を保証するものではありません。条件によって20ショット程度で型が限界となる場合もあります。目安としてお考え下さい。)

例えば、1個の試作からスタートし製品化決定後80個のゴム成形を同じ型をそのまま利用して行うことが可能だということです。(条件により異なります)
数量150個生産したい場合、簡易アルミ型2台製作して150個を生産する方法もあります。
量産型1台製作するよりも、簡易アルミ型2台製作した方が金型製作費用が抑えられることはよくあります。

もし100個程度のゴム成形でお悩みでしたら、一度ご相談ください。

(注:簡易アルミ型製作のみの依頼はお受けしておりません。)

>>100個のゴム成形でお悩みの方はこちら

投稿:大藪めぐみ