2020.12.03
ゴム部品(ゴムと金属のインサート成形)の軽量化
ゴム部品(ゴムと金属のインサート成形)の軽量化
ゴムと金属のインサート成形部品(ゴムと金属の一体成形品)の軽量化でお困りの方へ。
通常使用する金属の替わりにCFRP(炭素繊維入り樹脂)を使用する方法があります。
ゴムの重さは変わりませんが、インサートする材料を変えることで部品強度は鉄の10倍、重量は2分の1以下となります。
ゴムの重さは変わりませんが、インサートする材料を変えることで部品強度は鉄の10倍、重量は2分の1以下となります。
他強度が必要なゴム部品の軽量化に最適です。
ただCFRPは、材料コストが高いため量産には不向きといえます。
通常金属をインサートする材料として使用する場合、
洗浄~研磨~防錆処理~接着処理という前処理が必要です。
洗浄~研磨~防錆処理~接着処理という前処理が必要です。
しかし樹脂化することにより、防錆処理も行わなくて良くかなりの工数は削減にもつながります。
座屈強度も変わらずゴムとの接着力も十分な力が得られるこの方法は、選択肢の一つになりえます。
今後の電気自動車や自動運転車の軽量化にも期待できます。
投稿:大藪めぐみ